女性の薄毛の原因と対策法

女性の薄毛の原因と対策法

女性の薄毛の原因はひとつじゃない!?

「髪の毛がペタッとしてスタイリングが決まらない」
「髪の毛のボリュームが無くなってきた」
「髪の毛が細くなってきた」
「分け目が気になり始めた」
「地肌が透けてみえてきた」

etc
こうした抜け毛・薄毛の症状に悩む女性が増えています。

男性の薄毛と違って、女性の薄毛は様々な要因が絡み合って起こる事が多く、原因をひとつに絞る事が難しいとされています。

・どうして薄毛になるの?
・男性の薄毛と女性の薄毛って違うの?
・薄毛を予防したり、ひどくならない方法ってあるの?
・薄毛はどんな風にケアしたら良いの?

今回は、こうした女性の薄毛の原因と対策について調べてみました!

女性の薄毛の原因6つ

女性の薄毛を招いてしまう原因としては、次の6つがあげられます。
思い当たることはありませんか?

これらが髪の毛のハリコシを無くし、ボリュームの無い髪の毛…つまり、薄毛を作ってしまうのです。

①ホルモンバランスの乱れによる薄毛

更年期になると、女性ホルモンなどが急激に減り、バランスが崩れます。

髪の毛が細くなるのは女性ホルモンが減少するためです。

②加齢による薄毛

加齢に伴いヘアサイクルも変化。
成長期が短くなるのは、加齢による影響が大きいとされています。

髪のハリコシなど髪質も悪化してきます。

頭皮トラブル

③頭皮トラブルによる薄毛

自分の髪の毛に合わないヘアケア用品の使用などは、頭皮トラブルを招きます。
結果、髪の毛が生える土壌となる頭皮に悪影響を及ぼします。

④ストレスによる薄毛

女性の場合、仕事や人間関係のストレスはもちろん、妊娠・出産や子育てなど生活環境の変化によるストレスも多いもの。

こうしたストレスは、ホルモンバランスや血流にも悪影響を与える為、抜け毛・薄毛の原因になります。

⑤過度なダイエットによる薄毛

20代女性の抜け毛・薄毛の原因として多いのが、ダイエットです。

極端な食事制限などによるダイエットは栄養不足を招き、健康な髪をつくる毛根部に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなります。

過度なダイエットが、肌荒れや体調不良を招くように、頭皮や髪の環境も悪化します。

美しくなる為に始めたダイエットが、抜け毛や薄毛の原因になるなんて本末転倒ですよね。

同じダイエットであれば、食事制限をするのでは無く、バランスの取れた食事を心掛ける事を優先しましょう。

そして、食事制限よりも運動によるダイエットの方が断然オススメです。

運動する事で血流が良くなるので、血行不良が原因で起こる抜け毛・薄毛対策としても有効ですよ。

過度なダイエット

⑥よくない生活習慣による薄毛

睡眠不足、偏った食事、運動不足、喫煙といった生活習慣は血行不良を招きます。
結果、頭皮環境や髪質が悪化して抜け毛・薄毛の原因になります。
ミネラル摂取不足にも注意が必要です。

薄毛と女性ホルモンの関係

「髪がパサつく」「髪が細くなった」「髪にハリコシが無くなってきた」などの女性の髪の変化は、加齢や血行不良はもちろん、女性ホルモンのバランスが崩れる事も原因のひとつです。

女性ホルモンの減少は薄毛の進行を招きますが、逆に、ホルモンバランスを整えることで薄毛が改善できる可能性があると言うことです。

ここでは、そんな女性ホルモンと薄毛の関係についてみていきましょう。

エストロゲンとプロゲステロン

女性ホルモンでよく知られているのが、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)。

女性の身体は、この2つの女性ホルモンの働きによってコントロールされています。

★エストロゲン(卵胞ホルモン)の働き

•女性らしい体をつくり、妊娠に備るホルモン
•自律神経、骨、皮膚、脳、メンタルの働きに大きく関与します

このエストロゲンという女性ホルモンは、髪の毛を作る幹細胞を生成する手助けをすると同時に、健康な髪を保持する働きを担っています。

つまり、エストロゲンの減少は抜け毛・薄毛の原因になるという事なんですね。

 
★プロゲステロン(黄体ホルモン)の働き

•妊娠・出産を助けるホルモン
•体内の水分保持や、食欲増進に作用します

このプロゲステロンが減少すると、生理不順や無月経、子宮出血といった婦人科系の病気を誘発する可能性が高くなり、不妊症の原因にもなります。

このように、女性の健康な身体を維持する為に欠かせない女性ホルモンが減少してしまう大きな原因として、「加齢」があげられます。

女性ホルモンのピークは20歳代

女性ホルモンの分泌は20歳代にピークを迎え、30歳を過ぎると徐々に減少していきます。

そして、45~55歳の更年期に急激に下降を始めます。

加齢に伴ってホルモンバランスが乱れると、髪質にも様々な変化が現れてきます。

では具体的にどんな変化が見られるのか、年代別に見てみましょう。

★20代の女性

女性ホルモン分泌量の頂点に向かう20代は髪のコンディションも良好です。
髪のハリコシ、量の多さはピークを迎えます。
但し、その質や量には個人差があり、誤ったヘアケアや無理なダイエット、生活習慣の乱れ等が原因で白髪や薄毛に悩む女性もいます。

★30代の女性

30代になると、波を打ったような髪の毛のうねりが出てきたり、くせ毛が強くなる女性が増えます。
これは頭皮の乾燥や毛穴のたるみが原因で起こります。
指通りの悪さやスタイリングのしずらさを訴える女性が多くなります。

★40~50代の女性

更年期前後には、自身の髪質の低下を自覚する女性が増えてきます。
特に閉経後にはそれが顕著になり、頭頂部や分け目の薄毛や白髪が目立ってきます。

★60代以降の女性

髪の加齢変化は更に顕著になり、頭皮の乾燥が加速するのと同時に薄毛も進行します。
薄毛の悩みが本格化する女性が増えます。

このように、女性ホルモンは加齢によっても減少しますが、ストレスや食生活、睡眠などの生活習慣、そして妊娠・出産なども大きく影響します。

女性の抜け毛・薄毛対策として、女性ホルモンのバランスを整えるには次の4点に注意するようにしましょう。

①ストレスを溜め過ぎない
②バランスの取れた食事を心掛ける
③質の良い睡眠を確保する
④適度な運動

また、大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、エストロゲンの働きをサポートしてくれる上に栄養価も高いのが特徴。

豆乳、豆腐、納豆などを毎日の食事に取り入れるのも、抜け毛・薄毛対策として効果的です。

但し、「大豆イソフラボン」の過剰摂取は、子宮内膜症や乳がんの発症や再発リスクを高める可能性がある事が示唆されています。

食品安全委員会による「大豆イソフラボン」の摂取目安量の上限は、1日70~75mg。

豆乳だけであれば1日200ml、お豆腐だと1/2丁、納豆は1パックにそれぞれ留めておくようにしましょう。

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女性の抜け毛・薄毛は6タイプ

女性の薄毛・抜け毛は6タイプ

女性の抜け毛・薄毛の原因がひとつでは無いように、女性の脱毛症にもいくつか種類があり、原因も症状も異なります。

女性の抜け毛・薄毛対策の為には、これらの正しい知識を持つことが大切です。

ここでは女性に多く見られる脱毛症の種類と症状について説明していきます。

それぞれの治療法や自分で出来る対策法についてもまとめていますので、是非参考にしてみて下さいね。

びまん性脱毛症

女性の薄毛は男性型脱毛症のように、特定の部位から髪の毛が後退するのと違い、頭髪全体が均等に脱毛していくのが特徴です。
特に、髪の分け目が透けてみえるようになります。

これを「びまん性脱毛症」といい、女性に最も多い薄毛のタイプです。

★原因

びまん性脱毛症の原因は、加齢、ストレス、極端なダイエット、誤ったヘアケアなど様々です。

★症状

びまん性脱毛症は、いきなり抜け毛・薄毛が目立つのでは無く、髪の毛の艶やボリューム不足から始まります。
ジワジワと進行する為、気がついた時には症状が悪化していた!というケースが目立ちます。

生え際が後退するのではなく、頭髪全体が薄くなり、脱毛部分の境界がはっきりしないという特徴があります。

★治療法

びまん性脱毛症の治療法としては、抜け毛や薄毛を改善し、発毛を促す内服薬「パントガール」の処方や、頭皮に直接注入する「HARG(ハーグ)療法」や「育毛メソセラピー」などがあります。

★その他の対策法

自分でできるびまん性脱毛症の対策としては、次のような生活習慣の見直しが有効です。

・ストレスを溜め過ぎない
・頭皮に優しいヘアケアを心掛ける
・頭皮マッサージ
・バランスの取れた食事
・適度な運動

分娩後脱毛症

分娩型脱毛症とは、妊娠から出産後にみられる一時的な脱毛症のことです。

妊娠・出産に伴う女性ホルモンの変動が関係している為、産後約1年位をかけてホルモンバランスが整う事で自然と回復します。

但し、高齢出産や過度のストレスなどで、肉体的精神的な負担が大きい場合は、抜け毛の量がなかなか改善されないケースも目立ちます。

特に出産後に貧血を発症すると更に抜け毛・薄毛が深刻化する場合もあります。
フレグロウ管理人が正にコレでした(泣)。

★原因

分娩後脱毛症の原因は、妊娠・出産に伴う女性ホルモンの乱れにあります。

妊娠後期には、出産に備えて女性ホルモンが増加する事で抜け毛が少なくなります。
つまり、この時の頭髪は成長期を維持している状態にあります。

しかし、出産後は子宮の回復と同時に女性ホルモンの分泌量も妊娠前の状態に戻ろうと減少します。

このホルモンバランスの急激な変動により、成長期を維持してきた毛髪が一斉に休止期に入ってしまう為、極端に抜け毛が増えてしまうというワケです。

★症状

分娩型脱毛症は個人差がありますが、入浴時やブラッシング後に抜け毛が目立つようになります。
場所としては、気がついたらおでこの生え際が短くなってる!?といった具合に、生え際に起こる女性が多いようです。

他にも髪が細くなってハリコシが無くなるなど、髪が薄くなったと感じます。

分娩型脱毛症は、一時的大量に抜け毛が目立ちますが、出産後1年~1年半程度で自然に回復するのが一般的です。

★その他の対策法

分娩型脱毛症は自然に元に戻る脱毛症ではありますが、スムーズな回復を促す為にも次のような対策を取ると良いでしょう。

①女性ホルモンのバランスを整える

・ストレスを溜め過ぎない
・赤ちゃんが寝ている時はママも一緒に眠るなど、短くても睡眠を確保する
・エストロゲンと似た働きをする大豆製品を積極的に摂る

②栄養価の高いバランスの取れた食事を心掛ける

産後ママは赤ちゃんのお世話にかかりきりになる為、栄養不足に陥りがちです。
身体の基礎を作り、髪の成長にも欠かせない「たんぱく質」をメインに、栄養価の高いバランスの取れた食事を心掛けましょう。

もちろん、食事制限による産後ダイエットはNGです。

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牽引性脱毛症

牽引性脱毛症とは、長期間、髪をきつく縛ることで頭皮の決まった部分に負担がかかり、その部分だけに起こる脱毛症です。

分け目や強く引っ張る部分に起こる為、ポニーテール脱毛とも言われます。

★原因

牽引=引っ張るという意味が示す通り、ポニーテール、三つ編み、ポンパドール、夜会巻き、結髪など、髪の毛を引っ張って固定するヘアスタイルが原因で引き起こされます。

たまの気分転換に行うヘアアレンジであれば良いのですが、こうした髪の毛に負担の掛る髪型を日常的に長期間行っていると、頭皮の血行が悪くなります。

そして、頭皮の血行が悪くなれば、健康な髪の毛を育てる為の栄養や酸素が行き渡らなくなり、抜け毛・薄毛の原因になるというワケです。

★症状

牽引性脱毛症は、引っ張られている髪の周辺に集中して抜け毛・薄毛が発生します。

★治療法

牽引性脱毛症の症状が広範囲に及んでいたり、重症化している場合は治療が必要になる場合もあります。

治療法としては、頭皮の血行を促す塗り薬の処方やレーザー治療などが行われます。

※保険診療になるケースとならないケースがあります。

★その他の対策法

牽引性脱毛症は、髪が長期間牽引され続ける事が原因なので対策法はその逆!

分け目を変えたり、ダウンスタイルにしたりと、ヘアスタイルを変えて髪への負担を軽減する事が大切です。

同時に頭皮マッサージや頭皮に優しいシャンプー等、硬くなった頭皮を柔らかくして血行を良くしてあげる事も効果的です。

円形脱毛症

円形脱毛症は、コインのような円形をした脱毛が起こるのが大きな特徴です

若い女性の間でも円形脱毛症に悩む人は多く、フレグロウ管理人の周囲でも20代に多いように思います。

★原因

円形脱毛症の原因としては、自分の毛根を敵と勘違いし、リンパ球が成長期の毛根を攻撃してしまう自己免疫疾患の一種と言われています。

度々ストレスとの関係が取り立たされますが、科学的な根拠は今の所ありません。

★症状

円形脱毛症は、症状毎に大きく次の5つのケースに分けられます。

円形脱毛症の種類 主な症状
単発型 豆粒大から500円玉位の小さな脱毛が1ヵ所~数ヵ所に発生
多発型 2ヵ所以上に脱毛が認められ、何度も繰り返す
蛇行型 後頭部や側頭部の生え際に、帯状になって脱毛する
全頭型 多発型が頭部全体に広がり、ほとんどの髪の毛が脱毛する
汎発型 頭髪以外に眉毛やまつ毛、脇毛など全身の毛が脱毛する

★治療法

円形脱毛症は本人が気付かない間に治っているというケースもありますが、症状が広範囲に及んでいたり、長期間続く場合は専門機関での適切な治療が必要です。

治療法としては、血管拡張効果のある塗り薬や抗アレルギー作用や血行促進作用のある内服薬、炎症を抑えるステロイド薬等が用いられます。

他にも、雪状炭酸圧抵療法や局所免疫療法、光線療法等があります。

※保険診療になるケースとならないケースがあります。

★その他の対策法

軽度の円形脱毛症であれば、普段の生活で次のような点に気を付けることで自然に治る事が多いと言われています。

・ストレスを溜め過ぎない
・頭皮に優しいヘアケアを心掛ける
・頭皮マッサージ
・バランスの取れた食事
・適度な運動

一方で、円形脱毛症は再発しやすいとも言われ、症状によっては治療が長期に渡る場合もあります。

1人で悩んでストレスを溜め込むと、更に症状が悪化する可能性があるので、早めに専門医に相談する事をオススメします。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症とは、皮脂の過剰分泌により異常繁殖したマラセチアという真菌(カビ)が、頭皮に炎症を起こす事で発生する脱毛です。

進行すると脂漏性皮膚炎を起こす事もあるので、早めに皮膚科を受診しましょう。

★原因

脂漏性脱毛症の原因である皮脂の分泌異常は、刺激の強いシャンプーによる洗い過ぎやすすぎ残し、ストレスやビタミンB不足、生活習慣の乱れ等が原因となって引き起こされます。

★症状

脂漏性脱毛症の症状は、皮脂による頭皮のベタつきが最大の特徴です。
進行すると毛穴に皮脂が詰まっているのが肉眼で分かる場合もあります。
毛穴の奥まで炎症を起こしている場合は、頭皮が赤くなり、悪化するとかゆみなどの症状が出てきます。

★治療法

脂漏性脱毛症の治療法としては、まずマセラチア菌を殺菌する外用抗真菌薬が用いられます。

炎症やかゆみが強い場合は、内服薬の抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤が処方される場合もあります。

他にも、皮脂分泌を抑制する働きがあるビタミン剤を出される事もあります。

※皮膚炎として診断された場合は保険診療になります。

★その他の対策法

自分で出来る脂漏性脱毛症の対策法としては、次の3つがあります。

①正しいシャンプーを心掛ける
頭皮への刺激が少ないアミノ酸シャンプー等を使用するのも有効です。
また、抗真菌薬のある成分が含まれたシャンプーもオススメです。

②頭皮を清潔に保つ
洗髪後はすぐにドライヤーで乾かす、ヘアドライに使うタオルや枕カバーは頻繁に変える、長時間帽子を被らないetc、頭皮に雑菌が繁殖しないよう清潔を心掛けましょう。

③脂質の少ない食生活に変える
脂っぽいものや糖分、コーヒーや香辛料など頭皮の刺激になる食べ物を控えましょう。

逆に、豚肉や牛肉、納豆などに多く含まれ、頭皮や髪の健康を保つビタミンBをしっかり摂る事が大切です。

また、野菜や海藻類に含まれる抗炎症作用のあるビタミンや食物繊維を意識して摂る事を心掛けましょう。

ひこう性脱毛症

ひこう性脱毛症とは、乾燥したフケが毛穴を塞ぐことで頭皮に炎症が起き、髪が成長できなくなり発症する脱毛症です。

フケが異常に多い場合は脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の可能性もあるので注意が必要です。

抜け毛よりも先にフケが気になって、頭皮を清潔にしようとゴシゴシ髪を洗ってしまうとそれがかえって頭皮の炎症を悪化させてしまうという悪循環に陥るケースもあります。

★原因

ひこう性脱毛症は、過度のシャンプーによる皮脂の取り過ぎや不十分なすすぎ、パーマやカラーの刺激などが原因で起こります。

★症状

頭皮が乾燥してフケが出て痒みを感じます

★治療法

ひこう性脱毛症の治療は、脂漏性脱毛症とほとんど変わりません。
炎症を鎮める為の抗生剤や外用の抗真菌薬、ビタミン剤による皮脂バランスのコントロール等を行います。

元々アレルギー体質やアトピーの女性の場合は、、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤が処方される場合もあります。

また、腸内環境を整え体質改善を図った所、治癒したという事例もある事から乳酸菌が今注目されているようです。

※皮膚炎として診断された場合は、保険診療の対象となります。

★その他の対策法

自分でできるひこう性脱毛症の対策として、最も大切なのは免疫力そのものを高める事です。

その為にも、ビタミンB1、B2の不足、不規則な生活を改善する事が大切です。

便秘、冷え性、睡眠不足等も免疫力を低下させる原因となるので、バランスの取れた食事に適度な運動や、質の良い睡眠を確保するように努めましょう。

薄毛の原因が病気の場合も!?

女性の抜け毛・薄毛はいくつかの要因が重なって起こりますが、病気が原因で抜け毛・薄毛を誘発している事もあります。

この場合、基本的には原因となっている病気を治す事を優先しますが、ケースバイケースで髪の治療も並行して行う場合もあります。

女性の場合は抜け毛・薄毛の原因がひとつに特定できないからこそ、病気の有無を調べる事はとても重要です。

少しでも思い当たるところがあれば、早めに医療機関を受診することをオススメします。

薄毛の原因が病気の場合も!?

貧血

鉄分不足による貧血は「鉄欠乏性貧血」と呼ばれ、血液中の赤血球にある鉄分(ヘモグロビン濃度)が低下した状態です。

ヘモグロビンは全身に酵素を運ぶ役目を担っている為、鉄分不足に陥ると、頭皮や髪へ十分な酸素や栄養素を運ぶ事が出来ません。
その結果、抜け毛や薄毛を誘発してしまうのです。

鉄欠乏性貧血に悩む女性は全体の約10%とも言われており、実はフレグロウ管理人もそのひとり。

管理人の場合は産後に発症した為、鉄欠乏性貧血と高齢出産のWパンチで、産後の抜け毛が改善するのに長い時間を要した経験があります。

婦人科系の病気

卵巣のう腫など婦人科系疾患も抜け毛の原因となります。

卵巣のう腫とは、子宮筋腫と並ぶ発生率の高い腫瘍のひとつで主に20・30代で発症する事が多いようです。

その原因は女性ホルモンのバランスが崩れることにありますが、ストレスや極端なダイエット、冷えなども影響しています。

また、生理周期の乱れや不正出血は、卵巣の機能が低下して女性ホルモンがきちんと働いていない証拠。

放置したままだと、抜け毛・薄毛はもちろん、女性の妊娠出産にも影響するので早目に産婦人科を受診する事をオススメします。

甲状腺の働きの異常

甲状腺とは、咽喉仏の下にあって新陳代謝を活発にする甲状腺ホルモンを分泌している器官の事。

この甲状腺ホルモンの分泌減が減少し、機能が低下する病気を「甲状腺機能低下症」と呼びます。

身体の成長を促す甲状腺ホルモンは、髪の毛の成長にも関わっている為、機能低下に陥るとヘアサイクルが乱れることで抜け毛や薄毛の原因になります。

40歳以降の更年期の女性は男性に比べ、甲状腺の治療をしている数は多いと言われています。

内服薬の副作用

内服薬の副作用

女性の抜け毛・薄毛は、薬の副作用が原因で起こる場合があります。

代表的なものが、抗ガン剤や精神科で処方される向精神薬、痛風や脂質異常症で使用される治療薬等でも抜け毛・薄毛が発生する事があります。

最近では、炎症・免疫系などの病気に処方されるステロイド剤の一種・プレドニンにも女性の抜け毛・薄毛を進行させる可能性があるとして話題になりました。

薄毛に繋がるリスクは早めにクリア!

髪が細くなった気がする、分け目が目立つようになったなど、薄毛が気になりだしたら早め早めに対処する事をオススメします。

育毛シャンプーや育毛剤、髪の日焼け止めといった外からのケアを取り入れるのと同時に、普段の食事や睡眠などの生活習慣を見直して、抜け毛・薄毛につながるリスクは出来るだけ早く排除しておく事が大切です。

もちろん、専門医に相談して客観的且つ専門的な意見を聞くのも良いでしょう。

肌のエイジングケアと同じで、頭皮や髪のエイジングケアも出来るだけ早くスタートする事が肝心です。