ヘアカラーやパーマは抜け毛が増える原因になりますか?

ヘアカラーやパーマは抜け毛が増える原因になりますか?
【Q.】
ヘアカラーをしてから抜け毛が増えた気がします。
パーマやカラーは、抜け毛が増える原因になりますか?
【A.】
強い薬剤を使うヘアカラーやパーマは、抜け毛の原因になり得ます。

髪型を変えるパーマや髪を明るくするヘアカラーは、女性にとって手軽にできるオシャレとして欠かせませんよね。
でも、繰り返しているうちに抜け毛が気になり始めたことはありませんか?

その抜け毛、美容室でのパーマやセルフのヘアカラーが原因かもしれません。

今回は、こうした抜け毛に悩む女性の皆さんに向けて、ヘアカラーやパーマが抜け毛の原因になる理由と予防法についてご紹介していきたいと思います。

ヘアカラーが抜け毛の原因になる理由

メラニン色素を脱色する成分が入っていると、髪の毛が染まって色が長持ちします。
その代わり、髪の毛や頭皮に与えるダメージが大きくなるので、継続して使用するとダメージが蓄積し、抜け毛が増える原因になる可能性があります。

ヘアカラーが抜け毛の原因になる理由

ヘアカラーの種類とメカニズム

ヘアカラは、大きく次の2つに分類する事ができます。

①髪の毛の芯である毛皮質を染めるもの
②髪の表面を染めるもの

ここからは、この2つについて説明していきます。

①髪の毛の芯(毛皮質)を染めるヘアカラー

アルカリ剤が髪のキューティクルを開きます。

混合液を髪の内部に浸透させると、酸化染料が発色を促し髪の毛が染まる仕組みです。

ブリーチ

髪の色を抜いて、髪の毛を明るく見せます。

メラニン色素を脱色する成分を含むので、髪へのダメージは避けられません。

ヘアカラー

髪のキューティクルを開いて、染料を髪内部に浸透させて髪を染めるので、ヘアマニキュアよりしっかり髪の色を変えてくれます。

メラニン色素を脱色する成分を含むため、髪へのダメージはあります。

②髪の表面を染めるヘアカラー

ヘアマニキュア

髪の毛の表面に染料をコーティングし、髪の毛を明るく見せます。

メラニン色素を脱色する成分は含まないので、ブリーチやヘアカラーより髪にかかる負担は少なくてすみます。

一時着色剤(ヘアマスカラ)

髪の毛の表面に顔料をコーティングすることによって、髪の毛を染めます。

シャンプーで落とせて髪の毛へのダメージはありません。

簡単に扱うことができますが、シャンプーの度に色が落ちるのでカラーを維持するのにランニングコストがかかります。

頭皮や髪の毛を傷める薬剤

誰でも簡単に染めることが出来る薬剤なので、一番強い仕様となっています。

パラフェニレンジアミン、トルエン-2.5ジアミンなどが酸化染料として、アンモニア、モノエタノールアミンがアルカリ剤として使われています。

この酸化染料(通常ジアミン系)は、ヘアカラーリング剤の中でもアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすい薬品です。

事実、消費者庁の事故情報データバンクには、こうしたカラーリングによる皮膚障害の事例が毎年200件程度登録されおり、注意喚起も行われています。

酸化染毛剤を使用するときは、皮膚の安全性を確認するためにも、事前にセルフテストを行いましょう。

使用して、かゆみ・赤み・痛みなどの異常を感じた場合は、使用を止めて医療機関を受診するなどして下さい。

頭皮を傷めないヘアカラーとは

ヘナカラー

頭皮にダメージがかからないカラーに、ヘナカラーがあります。

アーユルヴェーダで薬草として使われる「ヘンナ」と呼ばれる植物で、髪を染めることができます。

100%天然素材なので、髪をいたわりながら染めることができますが、脱色効果がないので、黒髪には染毛効果は得られません。

ケミカルヘナ

先ほど紹介した100%天然素材のヘナに、2%ほど酸化染料を配合したヘアカラーです。

メラニン色素を脱色する成分を含んでいますが、ブリーチやヘアカラーよりも含有量が少ないので、頭皮や髪に与えるダメージは少ないです。

黒髪で染毛効果を感じられない100%ヘナと比較すると、ケミカルヘナは色の出方が安定しています。

カラートリートメント

トリートメントしながら髪を染めます。

お風呂で使ヘアカラーやえるのが手軽で、繰り返し使用することにより自然と色が入っていきます。

パーマが抜け毛の原因になる理由

パーマは髪に与えるダメージが高く、頻繁に繰り返すことによってキューティクルがはがれてしまったり、髪の毛が細くなるなどして、抜け毛を起こす可能性があります。

パーマが抜け毛の原因になる理由

パーマの種類とメカニズム

仕組みは簡単です。

1液で髪内部の結合を切断し、2液で再び結合させることによりパーマがかかります。

デジタルパーマ

薬剤と熱を利用してかけるパーマなので、髪の毛に負担がかかりやすいです。

コールドパーマ

薬剤を使いますが、熱を加えず常温でかけることのできるパーマです。

髪の毛にかかる負担は比較的少ない。

頭皮や髪の毛を傷める薬剤

パーマ剤は強烈なアルカリ性です。
一方頭皮は弱酸性。

パーマをかけるとき、1液(チオグリコール酸アンモニウム塩などのアルカリ性成分)と2液(臭素酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどの酸性成分)を使用します。

1液のアルカリ性成分の刺激が強く、その刺激に皮膚が反応することによって、頭皮が炎症を起こしたり、抜け毛が増える原因になってしまいます。

頭皮を傷めないパーマとは

薬剤を使わず、水でキューティクルを開いてかける水パーマは他のパーマと比べるとダメージが比較的少なくてすみます。

カラーとパーマによるダメージを予防するには?

カラーとパーマによるダメージを予防するには?

確かに、カラーやパーマは頭皮にダメージを与え、抜け毛を誘発する可能性が高くなるのは事実です。

けれど、使用する薬剤や頻度、アフターケア次第で頭皮へのダメージを軽減する事はできます。

ここでは、そんな予防法について簡単にご紹介したいと思います。

カラーリングはセルフよりも美容室で!

カラーリングをする場合は、刺激が強いセルフカラーよりも断然美容室の方が安心です。

美容室であれば頭皮にダメージが少ないカラーやパーマ等を相談する事もできるのでおすすめです。

カラーリングやパーマの使用頻度を空ける

頭皮や髪の毛へのダメージを抑える為にも、カラーやパーマの間隔を2ヶ月は空けるようにしましょう。

アフターケアを入念に

カラーリングやパーマをした後の頭皮は、とても敏感になっています。
よって、次のような点に気をつけてケアを行う事が抜け毛予防にも繋がります。

・刺激の強いシャンプーは使わない
・頭皮に優しく保湿効果の高いアミノ酸シャンプーがおすすめ
・頭皮を傷つけるような摩擦を避ける(シャンプー時の洗い方、タオルドライなど)
・ドライヤーを長時間あてない
・紫外線対策をする

まとめ

ヘアカラーやパーマは抜け毛の原因になる?まとめ

ヘアカラーとパーマによる抜け毛について紹介してきましたが、いかがでしたか?

頭皮のダメージを抑えることによって、抜け毛を少なくすることができます。 

頭皮に使用する薬剤を変えたり、かけるパーマの種類を変えることによって抜け毛を少なくすることができますので、是非参考にして、オシャレを楽しんでくださいね。