ジアミンアレルギーで頭皮がかぶれる!?症状と治療法は?安全な白髪染めってあるの?

ジアミンアレルギー

白髪対策として欠かせない白髪染めですが、この手軽に白髪を染めるヘアカラー剤でアレルギーになってしまうのをご存じでしょうか。

今まで白髪染めをしていて、頭皮がピリピリしたり、かゆみが出た事がある人はもちろん、突然症状が現れるのが今回ご紹介する「ジアミンアレルギー」です。

白髪と付き合っていく上で欠かせない白髪染めだけに、ジアミンアレルギーの予防法やアレルギーになった人でも使える白髪染めヘアカラーについてご紹介していきます。

ジアミンアレルギーとは

パラフェニレンジアミン(PPD)・通称ジアミンとは、市販の白髪染めやヘアカラー剤に配合されている酸化染料です。

このジアミンが原因となって起こるアレルギー性接触皮膚炎のことを、美容業界では「ジアミンアレルギー」と総称しています。

そして引き金となっている成分は以下の3つです。

★白髪染めに配合されているアレルギーの原因となる成分

・パラフェニレンジアミン(ジアミン)
・過酸化水素
・アミノフェノール

中でも最もアレルギー反応が顕著なのが、ジアミンです。

上記のようなジアミン系の毛染剤で、1ヵ月に1回以上の頻度で毛染めを行うと、ジアミンアレルギーを発症する確率は高くなります。

中でも、50代で発症する割合は5割を超えています。

これは、年齢が上がると市販の白髪染めの使用頻度が増えるのと比例して発症率も上がると言う事を裏付けています。

また、40代50代の更年期は頭皮が乾燥したり、デリケートになったりするタイミングもあるので、余計に薬剤のダメージを受けやすい状態でもあります。

アレルギー性接触皮膚炎はジアミンだけに限らず、酸化染料に含まれる以下の成分によっても引き起こされます。

・トルエン-2,5ジアミン
・メタアミノフェノール
・パラアミノフェノール
・レゾルシン

ジアミンアレルギーの症状は?

ジアミンアレルギーには、アレルギー性と刺激性の2種類があり、症状も異なります。

①アレルギー性接触皮膚炎

「アレルギー性接触皮膚炎」とは、誰でも起こるのではなく、皮膚や体に合わないものと判断する体の仕組み(抗原・アレルゲンの記憶)を持っている人に起きます。

接触後24~72時間の内に、腫れ・紅斑などの皮膚症状が出ます。

②刺激性接触皮膚炎

「刺激性接触皮膚炎」とは、「一次刺激性接触皮膚炎」とも呼ばれ、アレルギーを原因としない「かぶれ」のことを指します

濃い濃度の化学物質が皮膚に付くと、細胞膜や代謝に障害を与え、皮膚を傷つけます。
結果、ピリピリした刺激や痛みを感じたり、紅斑が現れます。

接触してからあまり時間をおかずに症状が出るという特徴があります。

ジアミンアレルギーの治療は?

ジアミンアレルギーの治療は?

ジアミンアレルギーの治療は、主に塗り薬と飲み薬で行います。

かぶれや炎症を抑える為に、副腎臓皮質ステロイド外用薬(通称・ステロイド)が処方されます。

飲み薬は、抗アレルギー薬抗ヒスタミン剤を使用します。

治療はこの2つが基本ですが、重症の場合は注射や点滴の処置が必要となるケースもあります。

かぶれなどの症状が出た場合は、自己判断せず早めに病院を受診するようにしましょう。

ジアミンアレルギーを予防する為には?

ジアミンアレルギーの怖い所は、今まで特に異常無く染め続けている人でも突然症状が起こる事です。

ジアミンアレルギーを予防する為にも、使用前に必ずパッチテストを行ってからヘアカラーや白髪染めを行うようにしましょう。

ここではパッチテストの手順についてご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

①テスト剤を腕の内側に塗る
ヘアカラーのテスト剤を作り、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗って自然乾燥させます。

※この時、絆創膏等で覆うのはNG!
過度のアレルギー反応を引き起こす恐れがあります。

 

②48時間経過観察
塗布後、48時間そのままにして経過を観ます。
発疹、かゆみ、刺激などの症状が出るか確認します。

※アレルギー性接触皮膚炎の場合は、翌日以降に反応が出る可能性が高い為、しっかりと観察する事が大切です。

 

③異常がないか確認
48時間後異常がなければ、使用できます。
一方、かゆみ・赤み・痛みといった異常が現れた場合は、アレルギー性接触皮膚炎の可能性がある為、酸化染毛剤の使用はできません。

 

アレルギーを発症してしまうと、病院で治療が必要になってしまいますので、リスクを回避するためにも必ずパッチテストを行う事が大切です。

白髪染めの種類

では、こうしたアレルギーの心配が無い白髪染めってあるのでしょうか?

その前に、白髪染めの種類について知っておきましょう。

白髪染めは大きく、永久染毛剤、半永久染毛剤、一時染毛剤の3種類に分けられます。

種類 分類
永久染毛剤 ヘアカラー・ヘアダイ・白髪染め
おしゃれ染め・アルカリカラーetc
半永久染毛剤 ヘアマニキュア
・白髪染めトリートメント(カラートリートメント)
・カラーシャンプー・酸性カラーetc
一時染毛剤
(白髪隠し)
ヘアファンデーション・ヘアマスカラ
・ヘアカラースプレー・カラースティックetc

ジアミンアレルギーでも使える白髪染めは?

ジアミンアレルギーを発症したからと言って、白髪染めやヘアカラーができないというわけではありません。

アレルギーの心配の無い白髪染めやヘアカラーを選べば良いのです。

ここからは、ジアミンアレルギーの人でも安心して使える白髪染めやヘアカラーについてご紹介していきます!

ヘナ

ヘナは、ヘンナという植物を使ったカラーです。

ヘナの粉末をお湯や水で溶かしたものを髪に塗ることで、髪のタンパク質とくっついて白髪が染まります。

ヘナカラー

ヘナのメリット

・頭皮と髪へのダメージが無い
・頭皮や髪の汚れを吸着して美髪になる
・パーマと併用できる

ヘナのデメリット

・カラーに時間がかかる
・髪質によって発色に差が出る
・脱色効果が無いので黒髪は染まらない
・色落ちしやすい
・油等を吸着する為髪がきしみやすい

ソバアレルギー、マメ科のアレルギーを持っている人は使えません。

ヘアマニキュア

髪の表面に染料をコーティングするので、髪の毛にダメージを与えず、代わりにハリ・コシ・ツヤが出ます

ヘアマニキュア

メリット

・アレルギーの心配が無い
・髪にハリ・コシ・ツヤが出る
・髪の毛にダメージが無い
・鮮やかに染まる

デメリット

・シャンプーで色落ちする
・褪色が早い
・一度使用すると薬剤が浸透しずらくなる
・カラーチェンジが難しくなる

白髪染めヘアカラートリートメント

シャンプーの後のトリートメントと同じ要領で、少しずつ白髪に色をつけていきます。
アレルギーの心配も無く、トリートメントしながら染めるので美髪をキープできます。

白髪染めカラートリートメント

メリット

・毎日お風呂で気軽に使える
・5分~10分の放置時間なのでストレスが無い
・自然な染まり方で違和感が無い
・トリートメント効果で髪にツヤが出る
・薬剤を使用しないの抜け毛・薄毛予防にも

デメリット

・1回ではキレイに染まらない
・シャンプーする度に色落ちする
・シリコンシャンプーでは染まりにくい

ノンジアミンカラー

ネーミングの通り、アレルギーの原因であるジアミンを使わないので、肌の弱い人やアレルギーに不安がある人に適したヘアカラーです。

白髪染めカラートリートメントのおすすめポイント

メリット

・アレルギーやかぶれなどのトラブルの心配が無い
・多くの染料を使用する為、褪色も少なくカラーが長持ちする
・透明感があるので、トーンアップができる

デメリット

・色の数に限りがあり、暗い色が出せない
・白髪染めとしては満足度が低い

白髪隠しの特徴

部分用白髪染めとも呼ばれる「白髪隠し」は、使いたいときに白髪を隠せて、シャンプーで簡単に落とせるのが特徴です。

白髪隠しの特徴

メリット

・気が付いた時に
・髪や頭皮に優しく簡単に扱える
・ピンポイントで染めることが可能

デメリット

・一時的な白髪カバーなのでコスパは悪い
・シャンプーで簡単に落ちる

下記記事では口コミで人気の白髪隠しをランキング形式でご紹介しています!是非参考にどうぞ♪

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安全な白髪染めはカラートリートメント

白髪染めによるジアミンアレルギーを予防するには、こうしたアレルギーの心配が無い低刺激のカラーを上手に使う事がポイントです。

どれも、ヘアカラーのようにキューティクルを無理やり開いて色を入れるわけではないので、髪と頭皮にダメージを受けません。

中でも、フレグロウ編集部のオススメは「白髪染めカラートリートメント」

時短・簡単・頭皮頭髪への優しさ・仕上がり、全てをクリアする安心・安全な白髪染めです。

同時に、美容室で白髪染めを行う場合も事前に担当の美容師さんに相談する事をおすすめします。

そうすれば、白髪の量が増えてきても「美容室」→「白髪隠し」→「白髪染めカラートリートメント」をローテーションする事で、白髪と上手に付き合っていけますよ!

下記記事では白髪染めトリートメントのおすすめランキングや選び方・使い方をご紹介しています!

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アルカリアレルギーにも注意

ジアミンアレルギーに次いで気をつけたいのが「アルカリアレルギー」です。

ヘアカラーに含まれる成分で、アルカリ剤と呼ばれるアンモニアエタノールアミンでも、アレルギー反応が出る場合があります。

ジアミンアレルギーとアルカリアレルギーの違いは、皮膚に対する反応、体感がそれぞれ異なります。

アルカリアレルギーはピリピリする、痛いなどの刺激を感じるのが特徴です。

また、ジアミンアレルギーは、時間がかかってからかぶれなどの症状が出ますが、アルカリアレルギーは触れて間もなく刺激と感じる症状が出ます

アルカリアレルギーの対処法

保護クリームを頭皮に塗ることで、アルカリ剤の刺激を緩和することができます。

それでも症状が出てしまうときは、アルカリ剤を一切使わないヘアカラーを使いましょう。

まとめ

まとめ

今回は、ヘアカラー剤によるアレルギーとして代表的な「ジアミンアレルギー」と白髪染めについてごご紹介してきましたが、いかがでしたか?

カラーリングを楽しむためにも、自分にあったカラー剤を使いたいものです。

白髪染め等のヘアカラー剤を選ぶ参考にして、ヘアカラーを楽しんで下さい。